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西穂高岳に行ってきました。

2010年8月30日

8月下旬の休みを利用し、西穂高岳に行ってきました。
日本アルプスは何回か行ったことがありますが、今回の山行はちょっと特別です。
これまではいつも山に詳しい人が同伴で毎回頼りきりでした。
今回はその“人まかせ登山”から卒業するための第一歩として計画したからです。
不安はありますが果たして無事帰ってこれるのか…。

初めの一歩は無理せず「物足りないくらいがいい」とアドバイスをうけ、
都内からもアクセスのよい北アルプス、なかでも無理のない行程で挑める
西穂高岳が選ばれました。山頂からは我が愛しの槍ヶ岳も見えるとか…
(去年悪天候で登頂せず終わった。過去のブログ参照ください。

下調べにはいつも以上に気合いが入ります。
私が山行のお供としているのがこの防水メモ
交通アクセス情報や山のルート概要、周辺の温泉情報(コレ重要!)のほか
山で行動中にも時間などを記録しています。今回は特別にちょっとだけ中をお見せします。

 

1

 
野外でも片手でページがめくれ、リング綴じなのでページが閉じてしまうことがないのが使いやすい。
もちろん雨も平気です。1冊持って行くとなにかと便利ですよ。
交通は新宿からのバス、現地での路線バスとロープウェイのチケットがセットになったパックを予約。
乗り継ぎの際にいちいち買わなくてすむのが大変楽なので
オススメです。時刻はすべてメモに記入して準備OK!

今回の行程は1日目にロープウェイで登山口まで上がり、山荘まで歩いてそこでテント泊。
2日目は早朝より西穂高岳山頂往復、お昼頃のロープウェイに乗れるよう下山します。
7:00に新宿を出たバスは11:30平湯温泉に到着。路線バスに乗り換え新穂高岳ロープウェイに向かいます。
ロープウェイでは荷物が8Kgを越えると別料金がとられます。
恐る恐るバックパックを計りに乗せると…14Kg…。余裕でオーバーし、300円を支払います。
やはりテント泊はこれくらいになりますね。
ロープウェイを降りて昼食をすませます。
14:00出発。最初は樹林帯を行きます。

 

2

すでに標高2,156mですが20℃という気温の高さ。風が抜けずすぐに汗だくに。
休憩では十分に水分をとり干し梅で塩分も補給します。
15:30西穂山荘到着。スタートがちょっとのんびりだったのでテント場にはすでにたくさんのテントが張られています。
展望がよく(この日はあいにく雲でしたが)トリカブトの花が咲き乱れる素敵なテント場です。

 

3

マイホームを設営し、あとは夕食までしばしまったり。バーナーでお湯を沸かし、温かい飲み物を入れます。
疲れを癒やす大福餅とともにティータイム。山での至福のひとときです。
かすかに雲から頭をだす遠くの山頂を眺めたり、持ってきた地図とコンパスの使い方を復習したり…。
まだまだのんびりしていたいですが、明日も早いので夕飯にするとします。
楽しみにしていた山荘の食事…
が、しかし…!!勘違いで食事はすでに16:00で終わっていることが発覚…!!
提供できるのは豚汁とおでんとのこと。
ラーメンを注目する気満々だったのですが…。
変わりに非常用にもってきたインスタントラーメンをつくりおでんと一緒に夕食に。
行きの売店でかっておいた飛騨ワインも取り出し豪華な(?)夕食となりました。

 

4

20:00には就寝。明日は4:00起きで西穂高岳山頂に向かいます。
今回はマットにはサーマレスト「Zライト」を持参し快適な眠りを確保。
本当に軽くて温かで寝心地も良いです。3シーズン用のシュラフと組み合わせ、思いのほか熟睡できました。
翌朝3:30。周りのテントは起きている方も多く、物音で目が覚めます。テントの外はまだ夜明け前、もやもかかっています。
お湯を沸かしてインスタントスープとご飯の朝食。テントを撤収するころにはすでに空も明るく、
早々と出発していくパーティーも。やや焦り気味にテントをたたみ、シュラフなどとまとめてザックに詰め込みます。
いらないものは山荘において、山頂へは必要なものだけ20Lのアタックザックに入れて持っていきます。
5:50出発。さっそく岩がごろごろの登りです。10分ほどで、小ピークの丸山に到着。
こういう標高のわかるところでこまめにSUNNTOの標高を合わせておきます。

 

5

さらに続くガレ場。雲に包まれていた空には周囲の山が姿を表し始めました。
絶景に感動!独標付近からは笠が岳もきれいに見えます。

 

6

 

7

 

素晴らしいながめに興奮気味に、一気に独標まで登ります。
7:00独標到着。雲の上の世界で休憩です。

 

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すっかり私の山の携行食として定着した『モディカチョコ』。
今回はバナナ味をもってきて見ました。
まったりとせず水なしでも食べやすく、濃いカカオの風味に気持ちもシャキッとします。
すばらしい景色と休憩でエネルギーを注入し、ここからが本番です。
日が当たると温かいですが、風が冷たい。レインジャケットを着て出発。
独標から西穂高山頂までの道のりは岩場が多く、注意が必要です。
独標と山頂の中間点、ピラミッドピークより目指す山頂が見えます。

 

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両手も使いながら、荒々しい岩場の上り下りを繰り返します。頂上直下は急登もあり、緊張が走ります。
8:15無事に西穂高山頂(2,909m)に到着。登頂直後はかなたに槍ヶ岳の姿も!!
しかし、カメラを取り出すのも忘れ、感慨に浸っている間に、槍はあっという間に雲の中に…。
まだ写真撮ってないのに…(涙)。みなさん、雲に隠れた槍の写真でゴメンナサイ。。。
私はこの目に焼きつけましたが♪
SUNNTOは標高2,902mを示しています。誤差は10m以内。優秀です。

 

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さっきまできれいに見えていた笠が岳方面もすっかり雲の海。
しかし、360°のパノラマは感動です。いつまでも居たい気持ちでしたが、どんどん雲も上がってきて、のんびりはしていられません。
ガスに包まれると、目の前のルートの目印すら見えなくなってしまい、大変危険です。
名残惜しくも、9:00下山開始。来たルートを引き返しますが、帰りこそより慎重に。気が抜けたころに事故が多いのです。
順調に下り、10:50に山荘に到着。預けておいた荷物をピックアップし、軽くパンなどでお腹を満たします。
夏のアルプスは午後になると雷が来るので、早々に下山。12:30には無事にロープウェイに到着しました。

今回は、快晴というわけにはいきませんでしたが、雨にはふられず西穂高まで行けたので感謝!
みなさんも一度、『雲の上の世界』を味わってみてください。


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